今年はクリスマスイブの24日に決勝が行われる天皇杯。その福岡県代表を決める大会が、早くも25日に福岡フットボールセンターで行われた。
11時キックオフに行われた試合は、シードの福岡大学(以下、福大)と、一回戦で九州三菱自動車を退けた、九州共立大学(以下、九共大)との戦いとなった。
福岡大学 スタメン
GK 21 真木 晃平 DF 3 下堂 竜聖 6 中田 永一 12 青山 生 13 石田 皓大
MF 5 饗庭 瑞生 8 大熊 健太 9 古川 愛基 15 河面 龍征 FW 10 梅田 魁人 17 梅木 翼
九州共立大学 スタメン
GK 1 山本 聡一郎 DF 2 安藤 凌 4 藤野誉也 6 冨田 晃一郎 MF 5 坂田 直樹 8 谷本 一弥
10 角 康平 17 山住 樹留 22 上原 成貴 29 溝上 暉浩 11 浦 淳也
試合の入りは、3分に遠目からのシュート。8分にはコーナーキックからチャンスを作るなど、九共大がペースを握った。だが福大もすぐに修正し、中盤での主導権争いが激しくなっていく中、福大もチャンスを作る。
13分には左サイドから9番の古川選手のスルーパスから10番梅田選手のシュート、15分には古川選手のヘディングシュートなど、徐々にペースを握った。
すると17分、GKからのキックを味方が頭で逸らしたボールを拾った9番の古川選手がドリブルすると、ミドルレンジから右足で思い切りシュートを放つ。ボールは豪快にゴールに突き刺さり、福大が先取点を奪う。
反撃したい九共大も、集中した守備からチャンスをうかがうと、31分に左コーナーキックから6番冨田選手が頭で合わせるが上に。チャンスをモノに出来なかった。
その後も福大の時間が続いたが追加点は奪えず、1−0福大リードで前半を終えた。
次の1点をどちらが先に奪って、試合を優位に進めるのかが焦点になった後半。そのゴールを奪ったのは福大だった。
後半開始3分に、中央でパスを受けた10番梅田選手が、そのままゴールに向かうと、右足でシュートを決め2−0。
12分には、前線で守備でもチームに貢献した17番梅木選手が、右サイドからのクロスにニアで合わせ3点目。
29分には、交代出場の22番河原創選手からのスルーパスに、裏へ抜け出した9番の古川選手がこの日2点目となるゴールを決め、4点と点差を広げる。
九共大も反撃に出るが、福大守備陣の固い守りにゴールを奪えず、そのままタイムアップ。
4−0という快勝で今季公式戦に勝利し、準決勝へとコマを進めた。
【公式記録】
得点 得点者
17分 9 古川 愛基
48分 10 梅田 魁人
57分 17 梅木 翼
74分 10 古川 愛基
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