4年に1度のW杯が開幕し、世界のスーパースターのプレー、新たにブレイクしそうな選手の誕生など、ワクワク、ドキドキの時間に、興奮冷め止まない日々が続く。
我が日本代表の初戦は、19日のコロンビア戦。さて、どんな結果が待ち受けているのか・・・。
もちろん、テレビ観戦も良いのだが、やはりスポーツは生で見ていただきたい。
そんな思いを抱きつつ、今週は久しぶりに福岡市東区にある、九州産業大学グラウンドに足を運び、九州産業大学(以下、九産大)と九州国際大学(以下、九国大)の試合を取材した。
6位の九産大と、勝ち点差3で7位につける九国大。少しでも順位を上げるためには、もうこれ以上の取りこぼしは出来ない両チーム。
11時にキックオフされた試合は、30度近い暑さの中、90分間熱い戦いが繰り広げられた。
九州産業大学 スタメン
GK 1 緒方 伊吹 DF 2 吉沢 凛太郎 5 井釜 一樹 17 末永 将也 32 斎藤 諒
MF 7 赤木 翼 10 末永 巧 20 黒木 朋弥 22 大住 一 31 山口 慶希 FW 9 岩村 勝利
九州国際大学 スタメン
GK 1 油木 玲於奈 DF 2 山本 大志 11 宮崎 太一 18 永田 亮太 19 大迫 龍太
MF 5 山本 光彦 6 上江 啓太 7 岡本 悠太郎 8 橘木 郁弥 FW 14 川原 貴博 26 東 晃隆
序盤は、九産大ペースで進む。
右サイドの7番赤木選手、左サイドの31番山口選手が積極的に仕掛け、チャンスを演出する。
10分には、その山口選手のシュートから、コーナーキックのチャンスを得るも、九国大ゴールーキーパーの油木選手の好セーブ。
14分にも、9番岩村選手が獲得したフリーキックも、九国大の壁に防がれ、ゴールを奪え無い。
攻め続ける九産大に30分、前半最大のチャンスが訪れる。
右サイドの赤木選手のクロス、一度はクリアされるが、こぼれ球を拾った20番黒木選手のグラウンダーのクロスに、岩村選手が飛び込むがシュート出来ず、絶好のチャンスを逃す。
すると、ここまで堅守で失点を防いできた九国大が、徐々に押し込む場面が増えて来る。
31分、右サイドからカウンターを仕掛けると、14番川原選手のクロスは、ゴールーキーパーとディフェンスの間へ放たれるが、ここは2番の吉沢選手が必死のクリア。
その4分後には、26番東選手のドリブルからフリーキックのチャンスを得る。
ゴール前に放ったボールは一度はクリアされるが、こぼれ球を拾った6番上江選手がダイレクトで合わせる。しかし、シュートは左サイドネット。惜しいチャンスを逃す。
何とかピンチを防いだ九産大に、前半40分、待望の先取点が生まれる。
左サイドを駆け上がった、17番末永将也選手が、ペナルティーエリアで倒されPKを獲得。
キッカーの、キャプテンで10番の末永巧選手は、落ち着いて右隅にシュートを決め、九産大が先取点を奪う。
前半は、このまま1−0の九産大リードで終えた。
後半に入り、気温もグングン上昇する中、次の1点が重みを増す中、九産大の赤木選手が積極的にゴールに迫る。
7分には、得意のミドルシュート。11分には、末永将也選手のクロスに頭で合わせるが、惜しくもクロスバーに弾かれゴールとはならず。
対する九国大も18分、フリーキックのチャンスを8番橘木選手が直接狙うが、九産大のゴールーキーパー緒方選手のパンチング。
29分、31分には、上江選手にシュートチャンスが訪れるが決めきれず。
32分にも、相手のミスからペナルティーエリア内で、7番岡本選手に絶好の決定機が訪れるが、九産大の5番井釜選手の必死のクリアにあい、同点ゴールが奪え無い。
すると後半35分、途中出場の九産大の13番田原選手が、後方からのパスを受けると、そのままスピードに乗ったドリブルからシュートを決め点差を広げる。
勢いに乗った田原選手は41分にも、右サイドからの井釜選手の高速クロスに、ダイレクトで合わせ3−0。濱吉監督の起用に応える。
対する九国大も、試合終了間際に川原選手がゴールを奪い1点を返すが、時すでに遅し。
3−1で九州産業大学が勝利し2連勝。次節の福岡大学との試合に弾みをつけた。
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