絶対に負けられない戦いは、福岡にもある。そんな熱い思いを、今日の試合で感じた。
残り2節となった、前期の九州大学サッカーリーグ戦。
逆転優勝を狙う、2位の福岡大学(以下、福大)と、4位以内を目指す5位の九州産業大学(以下、九産大)。試合開始のホイッスルから90分間、息のつく暇もない攻防が、繰り広げられた。
福岡大学 スタメン
GK 21 真木 晃平 DF 3 下堂 竜聖 12 青山 生 13 石田 皓大 14 倉員 宏人
MF 5 饗庭 瑞生 22 河原 創 FW 7 井上 健太 9 古川 愛基 10 梅田 魁人 17 梅木 翼
九州産業大学 スタメン
GK 1 緒方 伊吹 DF 2 吉沢 凛太郎 32 斎藤 諒 MF 5 井釜 一樹 7 赤木 翼 10 末永 巧
17 末永 将也 20 黒木 朋弥 22 大住 一 31 山口 慶希 FW 9 岩村 勝利
ファーストシュートを放ったのは福大だったが、早目に先取点を奪って、福大にプレッシャーを掛けたい九産大が、徐々に試合のペースを握り始める。
この日も、左サイドから果敢に仕掛ける、31番の山口選手と、17番の末永将選手のコンビが、チャンスを作り、福大ゴールに迫る。
23分には、左サイドのスローイングからクロスを上げ、相手にクリアされたボールを、5番の井釜選手が思い切ったミドルシュートを放つが、ボールは惜しくも右上へ外れる。
27分には末永将選手が、ゴールキーパーとディフェンダーの間に、絶妙なクロスを上げ、そこに飛び込んで来たのは7番赤木選手。しかし惜しくもボールには届かず、チャンスを活かせない。
普段より慎重なゲームの入りだった福大も、時間の経過と共に、攻撃のギアを上げて行く。
36分、後方からのパスを受け、絶妙なトラップでディフェンダーを抜いた、7番井上選手がループシュートを放つが、惜しくもゴール上へ。
こう着状態の中、九産大は39分に決定的なチャンスを迎える。
後方からのパスに、素早いスプリントで抜け出した9番の岩村選手。しかしシュートは左に逸れ、天を仰ぐ。
すると45分、ここまで我慢してチャンスを伺ってた福大にゴールが生まれる。
右サイドのスローイングから、10番の梅田選手がゴール前にクロスを上げる。
井上選手のシュートなど、幾本のシュートを必死にブロック、クリアする九産大イレブン。
しかし最後に、大きくクリアしたボールは、22番河原選手の足元へ。
福岡大学の乾監督も「ここ最近の成長は頼もしい」と語る、ミッドフィルダーが放ったミドルシュートは、豪快な弾道でゴールに突き刺さり、待望の先取点は福大に生まれ、前半を終える。
先ずは、同点に追いつきたい九産大だったが、後半に入っても集中した強固な守備で、隙を見せない福大に、良い攻撃の形を作れない。
すると14分、途中出場の11番花田選手が左サイドを切り裂くと、中央の井上選手にパス。井上選手はゴール前にクロスを上げると、17番梅木選手は落ち着いたキープ力で落とす。
待ち構えていた梅田選手は、狙い澄ましたシュートを左足で放つと、ゴールに突き刺さり福大が2点目を奪う。
後がなくなった九産大は、13番の田原選手、11番下川選手、40番の綾部選手と、攻撃的な選手を投入するが、1点が遠く、時間だけが過ぎて行く。
10人になっても、最後までゴールを目指した九産大だったが、福大ゴールを割れず。
試合はこのまま2−0で勝利し、福岡大学が逆転優勝の望みを最終節へ繋いだ。
試合写真はコチラから・・・↓↓↓
CROSS×FOOTBALL FUKUOKA
福岡県のサッカー界で頑張っている方々の、活動や想いを紡いでいくサイトです。
0コメント