前日のリーグ戦までとは違い、負ければ終わりのトーナメント戦。
緊張感と熱気に包まれた福岡フットボールセンターには、真夏のように降り注ぐ太陽の熱に
負けない、熱戦が繰り広げられた。
10時キックオフの試合は、新宮と福岡の試合を取材。
開始2分、新宮7番の西村選手がドリブルでシュートまで持って行くが、ここは福岡のGK藤家選手が好セーブ。
10分にも、9番窪田選手の決定的なシュートを防ぎ、先取点を許さない。
攻撃陣も奮起し、16分には11番の吉田選手が相手ディフェンダーをかわし、シュートを放つが、ボールは上に外れ好機を逃してしまう。
一進一退のこう着状態が続いた中、先取点を決めたのは新宮だった。
28分、左からのクロスに味方が頭で合わせたシュート。ポストに弾かれた所に、素早く反応したのは2年生の9番窪田選手。頭で合わせたシュートは、福岡ゴールに吸い込まれ、新宮が先取点を奪う。
後半に入ると、1点を追う福岡ペースでゲームが進む。
3分にはカウンターから、右サイドを駆け上がった9番井上選手がゴール前に速いクロスを上げるが、中の10番藤井選手には合わず。
その後も福岡は攻勢を掛けるが、21分、23分のチャンスも、新宮ゴールキーパーの佐藤選手を中心に、新宮イレブンが体を張ってゴールを死守し、同点弾を許さない。
最後まで集中したプレーを見せた新宮は、アディショナルタイム2分も凌ぎ切り、1−0で1回戦を突破した。
CROSS×FOOTBALL FUKUOKA
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