平成30年度 福岡県高等学校サッカー大会 1回戦          新宮×福岡

前日のリーグ戦までとは違い、負ければ終わりのトーナメント戦。

緊張感と熱気に包まれた福岡フットボールセンターには、真夏のように降り注ぐ太陽の熱に

負けない、熱戦が繰り広げられた。


10時キックオフの試合は、新宮と福岡の試合を取材。

開始2分、新宮7番の西村選手がドリブルでシュートまで持って行くが、ここは福岡のGK藤家選手が好セーブ。


10分にも、9番窪田選手の決定的なシュートを防ぎ、先取点を許さない。

攻撃陣も奮起し、16分には11番の吉田選手が相手ディフェンダーをかわし、シュートを放つが、ボールは上に外れ好機を逃してしまう。

一進一退のこう着状態が続いた中、先取点を決めたのは新宮だった。

28分、左からのクロスに味方が頭で合わせたシュート。ポストに弾かれた所に、素早く反応したのは2年生の9番窪田選手。頭で合わせたシュートは、福岡ゴールに吸い込まれ、新宮が先取点を奪う。



後半に入ると、1点を追う福岡ペースでゲームが進む。

3分にはカウンターから、右サイドを駆け上がった9番井上選手がゴール前に速いクロスを上げるが、中の10番藤井選手には合わず。

その後も福岡は攻勢を掛けるが、21分、23分のチャンスも、新宮ゴールキーパーの佐藤選手を中心に、新宮イレブンが体を張ってゴールを死守し、同点弾を許さない。



最後まで集中したプレーを見せた新宮は、アディショナルタイム2分も凌ぎ切り、1−0で1回戦を突破した。



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