13時の試合は、福岡舞鶴に1−0で競り勝った九州国際大学付属(以下、九国)対、三潴に3−2でこちらも競り勝った豊国学園(以下、豊国)の一戦。
こちらも前の試合に劣らず、接戦となった。
試合の入りは九国が良かった。
開始4分に、右からのクロスに5番吉田選手が合わせるが、豊国のゴールキーパー高木選手の正面。
その2分後にも、右からのロングスローに中で合わせるが、シュートは豊国が辛うじてクリア。
九国の攻撃に慣れて来たのか、10分過ぎからは豊国に、立て続けにチャンスが訪れた。
12分には、9番長池選手が頭で逸らしたボールに、8番根来選手がシュート。
15分には、右サイドを抜け出した長池選手のクロスに、19番山下選手が頭で合わせるが、どちらもゴールとはならず。
その後は前線にボールを送るが、九国キャプテンの大川選手に跳ね返され、チャンスを作れなかった。
対する九国も、システムなどを変えるが、攻撃のリズムまでは変えられず、両チーム無得点のまま前半を終える。
後半頭から、九国は10番の堀金選手を投入し、状況の打開を図ると、徐々に九国に流れが傾き、14分、ついに均衡が破れる。
ペナルティーエリアの左サイドで、この日良い動きを見せていた、13番坂下選手のドリブルから獲得したフリーキックのチャンス。キッカーは、6番高月選手。
高月選手が放ったクロスは、ゴールキーパーとディフェンスの間に送り込まれ、10番堀金選手が飛び込みヘディングシュート。
ゴールは右隅に吸い込まれ、九国が貴重な先取点を奪った。
先取点を奪われた豊国だったが、ここから粘りを見せる。
25分、34分と決定的なチャンスを迎えるが、九国ゴールキーパーの石田選手の好セーブ。体を張って、ゴールを死守するディフェンス陣の前に防がれ、1点が重くのしかかる。
アディショナルタイムにも、ゴール前の10番清川選手に絶妙のクロスを送るが、惜しくも合わず、万事急す。
このまま試合はタイムアップ。1−0で勝利した九国が準決勝へと進出を決めた。
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