高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2018 WEST       第7節 東福岡高校×セレッソ大阪U−18

梅雨時期ということもあり、ここ最近不安定な天候が続いている福岡県。

15時にキックオフされる予定だった、この試合も、直前に大きな雷が鳴り響くと、バケツをひっくり返した様な土砂降りになり、選手達は一時避難。

天候が落ち着くのを待って、16時10分にキックオフされた。


東福岡高校 スタメン

GK 1 松田 亮 DF 2 中村 拓海 3 中西 渉真 5 岩城 雄大 12 井﨑 涼輔  

MF 6 中村 拓也 7 福田 翔生 8 野寄 和哉10 篠田 憲政 17 吉岡 幸陽 FW 20 堺 悠人


セレッソ大阪Uー18 スタメン

GK 21 林 祥太郎 DF 30 下川 太陽 40 大橋 滉太 MF 8 谷本 駿介 17 桃李 理永 

20 松本 凪生 24 土浦 直瑠 26 吉馴 空矢 FW 18 藤尾 翔太 32 近藤 蔵波 34 吉田 有志


試合序盤から、ゴールに迫る両チーム。

セレッソ大阪Uー18(以下、セレッソ)は、8分に中盤でボールを奪った32番近藤選手がドリブルからシュート。12分にも、ボールを繋いで左サイドからのクロスに、18番藤尾選手が胸トラップからシュートを放つが、ハンドをとられ、惜しいチャンスを逃す。

ホームの東福岡高校(以下、東福岡)も、左サイドで3番の中西選手とのワンツーから抜け出した、17番吉岡選手がシュートを放つが、惜しくもゴール左へ。

その3分後には、右コーナーキック付近からのフリーキックのチャンス。

ゴール前のクロスに、20番堺選手が頭で合わせるが、上に外れゴールを割れない。

23分過ぎ、良いリズムで試合が行われていた中、またもや激しい雨が降り注ぎ、試合は15分ほど中断。文字通り水に差されてしまう。


再開後、東福岡は両サイドから攻撃を仕掛けチャンスを作るが、7番福田選手のシュートを、セレッソのゴールキーパー林選手の好守の前に防がれ、どうしても先取点が奪えない。

すると攻撃陣が、林選手の好守に応える。

34分、素早いスプリント力で、何度も東福岡のディフェンス陣の裏を狙っていた、34番の吉田選手が右サイドをドリブルで駆け抜け、ゴール前にクロスを上げる。

すると、ペナルティーエリアのファーサイドに居た20番松本選手が、華麗なジャンピングボレーを決め、セレッソが先取点を奪った。


先取点を許した東福岡も反撃し、6番でキャプテンの中村拓也選手を中心に攻め込むが、体を張ったセレッソイレブンの前に、同点ゴールを奪えず。

セレッソリードで前半を終える。


東福岡は、後半最初のピンチを防ぐと、ピッチを広く使い、セレッソ守備陣に揺さぶりを掛け、

福田選手が中盤で奪ったボールを、相手マークを振り払い、ドリブルから右に展開。2番中村拓海選手が絶妙なクロスを上げると、そこに走りこんだのはその福田選手。シュートは惜しくもディフェンダーに防がれるも、コーナーキックを獲得。

その流れから、右サイドからのクロスに、中村拓海選手が頭でゴール前に流し、堺選手が走り込むが、惜しくもオフサイドの判定。

守勢に回っていたセレッソだったが、ピンチを防ぐと、徐々に流れを引き寄せ、17分にはフリーキックのチャンスから、藤尾選手が頭で合わせるが、東福岡ゴールキーパー松田選手が片手でセーブ。

その2分後にも、8番谷本選手のシュートに松田選手がブロック。弾いたボールに、藤尾選手が詰めるが、シュートは左へ外れ、決定機を逃してしまった。


一進一退が続く中、追加点を奪ったのはセレッソだった。

33分、近藤選手が中盤でボールを奪うと、左サイドタッチライン付近でフリーになっていた、藤尾選手に絶妙なパスを供給。裏を抜け出した藤尾選手は、冷静な判断でループ気味のシュートを決め2−0。

後半アディショナルタイムにも、17番桃李選手がダメ押しの3点目を決め勝負あり。


不順な天候や中断も有り、難しい中での試合を、集中力を最後まで切らさなかったセレッソ大阪Uー18が、3−0で東福岡高校に勝利した。


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