サニックス杯国際ユース大会2018               グループC ヴィッセル神戸ユース×東福岡高校

初日の2試合目の取材は、今年も全国制覇を目指す、地元強豪高の東福岡高校の試合会場へ。

初戦の相手は、昨季高円宮杯プレミアリーグWESTで優勝を飾った、ヴィッセル神戸ユース。

激しい試合が予想された良カードだが、期待を裏切らない試合となった。


ヴィッセル神戸ユース スタメン

GK 1 多久美景紀 DF 2 宋 勝鳳 4 小林友希 5 右田楓 MF 6 谷村尚哉 7 山内翔 

MF 8 船越大夢 14 佐伯清之助 FW 9 小田裕太郎 10 原尊 11 泉柊椰


東福岡高校 スタメン

GK 1 松田亮 DF 2 中村拓海 3 中西渉真 5 井崎涼輔 15 梶浦倖太郎

MF 6 中村拓也 8 野寄和哉 10 篠田憲政13 石原利玖 16 牧山晃政 FW 9 大森真吾


 試合序盤から、ゲームを支配したのは東福岡高校(以下、東福岡)。キャプテンの6番中村拓也選手が中盤からボールを散らし、ゲームを組み立てる。右サイドの13番石原選手がスピードを生かした突破から、幾度もチャンスメイクをするが、フィジカルを活かしたヴィッセル神戸ユース(以下、ヴィッセル)の壁が、東福岡の攻撃を跳ね返す。

ヴィッセルも速攻から、20分に決定的なチャンスを迎えるが、8番船越選手のシュートはジャストミートせず、東福岡のGK松田選手を脅かすまでには至らなかった。

東福岡も27分に左からのクロスに、10番篠田選手が頭で合わせるが、ヴィッセルGK多久美選手の正面に飛び、33分には右から左への大きな展開から、8番野寄選手のパスに6番中村拓也選手が走り込むが、シュートには持っていけず、両チーム無得点で前半を終える。



後半に入ると、ヴィッセル攻撃陣が徐々に東福岡ゴールに襲いかかる。

開始5分に右サイドを突破した、9番小田選手がシュートを放つが、東福岡守備陣が必死にクリア。13分には、10番原選手が放ったシュートは、無人の東福岡ゴールへ。しかし、ここも決死のクリアにあい、決定的なチャンスを生かせなかった。

ピンチを防いだ東福岡も、20分には右サイドのスローインから、9番大森選手が角度のないところから、強烈なシュートを放つがゴール左へ。

対するヴィッセルも、右からの決定的なチャンスに、中の10番原選手に合わせようとするが合わず。

こう着状態が続き、試合の残り時間もわずか。このまま引き分けかと思われたが、先取点が生まれる。

右サイドを崩したヴィッセル11番泉選手が、ゴール前にグラウンダーの速いクロスを送ると、そこで合わせたのは8番キャプテン船越選手。

先取点を許してしまった東福岡も、先ずは同点を目指し反撃するも、アディショナルタイムに放った9番大森選手のシュートは、相手GK正面をつき、運にも恵まれず。

最後まで集中力を切らさなかった、ヴィッセル守備陣の奮闘もあり、そのままタイムアップ。

大事な初戦を、ヴィッセル神戸ユースが勝利で飾った。


【公式記録】

得点時間  得点者  アシスト

65分  8 船越大夢  11 泉柊椰(ヴィッセル神戸ユース)

【交代選手】

・ヴィッセル神戸ユース

35分 14 佐伯清之助→13 押富大輝

・東福岡高校

45分 8 野寄和哉→7 屋部憲四郎

49分 16 牧山晃政→18 荒木遼太郎 13 石原利玖→20 堺 悠人

58分 10 篠田憲政→21 知花康士朗

66分   7 屋部憲四郎→17 吉岡幸陽 


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