サニックス杯国際ユースサッカー大会2018           グループB FCイジョレツ・インコンユース×アビスパ福岡ユース

4日間で行われる大会は、1日に2試合も行われる日もあるハードなスケジュール。各チームの選手層、または新たな選手の出現など、チームの総合力も問われる。

初戦に2試合が組まれたアビスパ福岡ユース(以下、アビスパ)は、ロシアのイジョレツ・インコンユース(以下、イジョレツ)と対戦した。

アビスパ福岡ユース スタメン

GK 1 原田圭吾 DF 2 坂口翔太 4 常陸宙太 5 鷹巣直希 6 桑原海人 MF 7 児島信之介 

MF 10 北島祐二 14 荒巻慶 17 渡邉海斗 20 吉村銀河 FW 13 小嶋和典

FC イジョレツ・インコンユース スタメン

GK 1 イマモフ イスラム DF 5 イサコフ イリャ 6 ミハルキン ヴァディム 14 グズネドフ ロマン

MF 7 シャロヒ アントン 21 ニキティン エゴル

FW 2 フォメンコ キリル 9 マケエフ ヴラディスラフ 10 ムサトキン ダニール 

  11 コロスコフ アルトゥル 19 イヴァノフ イゴル  


顔にはまだ幼さが残るものの、とても同世代とは思えない体格のイジョレツイレブン。

体格差では劣っていたが、アビスパはスピードを活かした攻撃で、イジョレツゴールに襲い掛かった。

相手守備陣に、前からの早いプレッシャーをかけると、開始2分にボールを奪った14番荒巻のパスを、10番北島選手がGKを落ち着いてかわし、早々と先制点を奪う。

幸先良いスタートを切ったアビスパは、その後も攻撃の手を緩めない。

7分には、5番鷹巣選手のドリブルに相手がたまらずファウル。フリーキックのチャンスを得ると、

14番荒巻選手のヘディングシュートのこぼれ球を、20番吉村選手が角度のないところから、強烈なシュートを突き刺し2点目。

13分にも、裏に抜け出した14番荒巻選手のパスを、最後は再度10番北島選手がゴールを決め3点目。

20分には、左サイドをドリブル突破した2番坂口選手がゴールを決め4点目。


このまま一方的な展開かと思われたが、何度も鋭いドリブルを見せていた、イジョレツ9番のマケエフ選手が一瞬の隙を突いてゴール。前半のうちに1点を返して前半を終える。



前半の失点で、気を引き締め直したアビスパは、後半は相手に危ない場面を作らせず無失点。

攻撃でも2点を追加したアビスパは、6−1で勝利し2連勝。幸先の良いスタートを切った。

(大会二日目の今日(3/16)、予選最終戦の市立船橋戦にも3−1で勝利。首位で、グループ突破したアビスパ福岡ユースは、明日流通経済大学柏とベスト4をかけ対戦。2011年の3位以上を目指す。)

【*公式記録に不備があるようなので、この試合は掲載しません】


アビスパ福岡ユース選手へのインタビュー動画

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