サニックス杯国際ユースサッカー大会 3日目 準々決勝   アビスパ福岡ユース×流通経済大学付属柏

大会もこの日から後半戦。グループリーグの結果によって、2つのトーナメントに分かれた16チーム。地元福岡県のアビスパ福岡ユース(アビスパ)は、予選を3戦全勝で1位通過を果たし、準々決勝の相手は全国でも指折りの強豪高校、流通経済大学付属柏高校(以下、流経大柏)と対戦した。


アビスパ福岡ユース スタメン 

 GK 1 原田圭吾 DF 2 坂口翔太 4 常陸宙太 5 鷹巣直希 6 桑原海人 MF 8 田村奎人  

 MF 10 北島祐二 12 松田知己 14 荒巻慶 20 吉村銀河 FW 9 軸丸大翔 


流通経済大学付属柏高校 スタメン

GK 17 松原颯汰 DF 3 須永竜生 4 西尾颯大 7 佐藤輝 16 岩崎千里

MF 10 中井颯人 12 今泉喜生 13 大西悠介 15 木村聖 FW 9 芹田悠真 21 松本健太 




はじめにリズムを掴んだのはアビスパ。10番の北島祐二選手が中盤、そして前線にも顔を出して、攻撃にアクセントをつける。

対する流経大柏も、9番芹田悠真選手と10番中井颯人選手が再度に流れ、そこから鋭いドリブルで何度もアビスパDF陣を脅かし、流れを引き寄せる。

25分には、21番松本健太選手が中盤でボールをカットすると、そのままゴールに向かいシュート。しかし、アビスパ5番鷹巣直希選手が必死のディフェンスで防ぎ、先取点を許さない。

そこから流経大柏の時間が続くが、アビスパが凌ぐと決定的なチャンスが巡って来る。

32分に、右サイドから2番坂口翔太選手の長いクロスに、裏に抜け出した9番軸丸大翔選手がシュート。しかし、流経大柏のGK松原颯人選手の好セーブにあい、決定的なチャンスを生かせなかった。

そのままこう着状態が続き、両チーム無得点で前半を終えた。


後半に入ると、先に仕掛けたアビスパが10分にチャンスをモノにする。

一列上がった、6番桑原海人選手が持ち味のドリブルで左サイドを突破すると、ゴール前にグラウンダーの速いクロスを供給。そこに走り込んだ9番軸丸選手が決め、待望の先取点を奪う。

先取点を奪われた流経大柏も、同点、更には逆転を狙い攻撃の手を強めるが、GK原田選手を中心とした固いアビスパ守備的の前にゴールを奪えない。

終了間際、そしてアディショナルタイムと我慢の時間が続いたが、アビスパ守備的の集中力が切れることはなく、そのままタイムアップ。

流通経済大学付属柏高校を、今大会初の無失点で抑えたアビスパ福岡ユースが1−0で勝利者、準決勝へとコマを進めた。


【公式記録】

得点時間 得点者    アシスト

45分  9 軸丸大翔 6 桑原海人 

CROSS×FOOTBALL FUKUOKA

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