平成30年度 第22回福岡県サッカー選手権大会         (天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会 代表決定戦)   準々決勝 九州産業大学×九州国際大学

14時に行われた準々決勝の試合は、シードの九州産業大学(以下、九産大)と、初戦で三宅クラブに勝利した九州国際大学(以下、九国大)。

ギラヴァンツ北九州との決勝を賭けて、福岡大学と準決勝を戦うチームはどちらか?

試合は白熱した戦いとなった。


九州産業大学 スタメン

GK 1 緒方 伊吹 DF 2 吉沢 凛太郎 3 佐伯 僚 15 青松 秀悟 MF 7 赤木 翼 10 末永 巧 

    16 大上 泰河 22 大住 一 FW 9 岩村 勝利 14 本郷 大生 27 友田 滉己



九州国際大学 スタメン

GK 1 油木 玲於奈 DF 2 山本 大志 5 山本 光彦 11 宮崎 太一 18 永田 亮太

MF 7 岡本 悠太郎 8 橘木 郁弥 9 木下 啓太 14 川原 貴博 FW 6 上江 啓太 10 川野 優真



貴重な先取点を、出来るだけ早く奪いたい両チームが、先にチャンスを作ったのは九国大。

5分には14番川原選手、13分には6番上江選手がゴールに迫るが、九産大GK緒方選手の好守にもあい得点を奪えず。


反撃に出たい九産大も、10番末永選手のパスからチャンスをうかがうが、九国大の早いプレッシャーにもあい、なかなかパスが繋がらない。我慢の時間が続いた。


我慢の時間を凌ぐと、徐々に九産大の攻撃にリズムが出てくる。26分には左サイドを切れ込んだ16番大上選手がシュート。 35分には、右コーナーキックから良いクロスがゴール前に入るが、中で合わず、九国大ゴールを破れない。

40分にも速攻から攻め込むが、10番末永選手の2度のシュートも、九国大守備陣が体を張ったディフェンスを見せ、得点を許さなかった。


九産大の時間がアディショナルタイムも続いたが、ゴールを奪えず。そのまま両チーム無得点で、前半を終えた。




後半序盤にチャンスを作ったのは、九国大だった。

11分に、右サイドで6番上江選手とのワンツーから抜け出した14番川原選手、12分にはコーナーキックからチャンスを作るが、九産大GK緒方選手の好守にもあい、ゴールを奪うことが出来ない。



反撃に出たい九産大も、18分過ぎから徐々にリズムが出て来た。

7番赤木選手のダイレクトシュート、20分にはフリーキックのチャンスから10番末永選手が直接狙うなど、徐々に九国大ゴールに迫る。

すると24分、待望の先制ゴールが生まれる。

右からのクロスに、ペナルティーエリアで16番大上選手が粘ってキープすると、混戦からこぼれ球を27番友田選手がゴールを決め、ついに均衡が破れる。


先にゴールを奪われた九国大も反撃に出るが、決死のディフェンスを見せる九産大の前に、1点が奪えない。


九国大の攻撃を凌いだ九産大は後半45分に、途中出場の13番田原選手が、こちらも途中出場の18番渡邉真智選手から浮き球のクロスにダイレクトで合わせ、貴重な追加点を奪った。

試合はそのまま終了し、九州産業大学が2−0で九州国際大学に勝利し準決勝へ。

22日(福岡フットボールセンター 13時KO)に、決勝で待つギラヴァンツ北九州への挑戦権を賭けて福岡大学と戦う。


【公式記録】

時間 得点者

69分   27 友田 滉己

90分   13 田原 伊織

CROSS×FOOTBALL FUKUOKA

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