4月7日に鹿児島で開幕した、九州大学サッカーリーグ。昨季の覇者福岡大学(以下、福大)は、開幕から8得点無失点の2連勝と、安定した戦いを見せている。
今季初ホームゲームの相手は、2部から昇格し1勝1分けと、こちらも好調な戦いを見せる日本経済大学(以下、日経大)。
どちらがこのまま勝ち点を伸ばすのか? 小雨と時折り強風が吹く不安定な天候の中、10時にキックオフのホイッスルが鳴った。
福岡大学 スタメン
GK 21 真木 晃平 DF 3 下堂 竜聖 6 中田 永一 13 石田 皓大 14 倉員 宏人
MF 8 大熊 健太 22 河原 創 FW 7 井上 健太 9 古川 愛基 10 梅田 魁人 17 梅木 翼
日本経済大学 スタメン
GK 1 大島 孝太 DF 2 鬼塚 柊 3 久保山 弘都 13 大篭 駿 MF 4東 航太郎 6 児玉 太洋 7 濱砂 大輝
9 山口 和也 11 井上 至臣 19 出水 健太 FW 10 松本 卓真
試合前の円陣で、「ホーム開幕戦を良い試合にしよう」と乾監督から檄を飛ばされた福大イレブンは、試合開始早々日経大ゴールに襲いかかる。
9分に、GK真木選手からのフィードを、17番梅木選手が頭で反らすと、9番古川選手がキープ。
巧みなフェイントでペナルティーエリアに進入すると、GKもかわし無人のゴールへ流し込み、幸先よく先取点を奪う。
出鼻をくじかれた日経大も反撃に出る。14分に、19番出水選手が上手くディフェンス陣の裏に抜けるが、ここはシュートまで行けず。25分にも、右コーナーキックのチャンスを得るも、福大の集中した守備にチャンスを生かせなかった。
主導権は握っているものの、日経大の守備陣に最後の所をやらせてもらえず、シュートまで行けない時間帯が続いた福大。嫌な流れだったが、14番倉員選手の一振りが、その後の攻撃を活性化させた。
35分、中盤で得たボールを右足で思い切り良く振り抜いたシュートは、鋭い弾道でゴールに突き刺さる、スーパーなミドルシュート。
その3分後にも左サイドで細かく繋ぎ、9番古川選手がゴール前にパスを送ると、10番梅田選手が落ち着いて決め、3−0と点差を広げる。
前半はそのまま終了し、福大3点リードでハーフタイムを迎えた。
後半、早い時間帯に1点を取って反撃に出たい日経大だったが、福大の勢いは止まらなかった。
5分、左サイドで日経大守備陣の裏を、自慢のスピードで抜けた7番井上選手がゴールを流し込み4−0。
その6分後にも、右コーナーキックからニアで6番中田選手が頭で合わせ5点目。
17分には、この日2点目となる梅田選手のゴール。
40分、41分には、途中出場の11番花田佳惟斗選手、26番原田武宗選手。
アディショナルタイムには、前線で存在感を見せていた17番梅木選手にもゴールが生まれ、終わってみれば9得点。守備でも日経大の攻撃をシュート1本に封じ込め、福岡大学が勝利し、開幕3連勝を飾った。
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