平成３０年度 福岡県高等学校サッカー大会 １回戦 　　　　　　　　　嘉穂東×筑前

１４時キックオフの試合は、嘉穂東×筑前を取材。

試合開始早々のピンチを防いだ筑前だったが、６分に、嘉穂東の７番中村選手がドリブルで中央を突破。そのまま放ったシュートは、筑前ゴールに突き刺さり、嘉穂東が先取点を奪う。

先取点を許した筑前も、ここから反撃。

１６分に意表をつく、ミドルシュートを放つが、これは嘉穂東のゴールキーパー田中選手の横っ飛びに防がれて、同点とはならず。

一進一退が続くが、徐々に筑前ペースで進むが、いくつもあったチャンスも、嘉穂東の守備陣が最後までやらせず。

後半に入っても、嘉穂東の守備に苦しめられた筑前だったが、ついに同点に追いつく。

１７分、中盤からのスルーパスに反応したのは、途中出場の１５番福川選手。

裏に抜けた福川選手は、落ち着いてシュートを決め、ゲームは振り出しに。

追いつかれた嘉穂東だったが、一瞬の隙を逃さず、勝ち越しゴールを奪う。

２５分、センターサークル付近から放った、５番の高橋選手のフリーキックは、風の勢いにも後押しされ、そのままゴールに吸い込まれ、２−１と嘉穂東がリードを奪う。

最後まで、同点、さらには逆転を目指し、攻撃の手を緩めなかった筑前だったが、アディショナルタイムの３分も終え、タイムアップのホイッスルが鳴る。

苦しみながらも、全員で勝利をつかんだ嘉穂東が、２回戦へと駒を進めた。