先ほどまで、刺すような陽射しが降り注いでいた福岡フットボールセンターも、17時を過ぎると優しい夕陽の陽射しがピッチを覆い、少し寒いくらいに感じることも。
そんな自分をよそに、続々と集まるサポーターと保護者達は、17時15分のキックオフを待つ。
この日4試合目の取材は、九州クラブユースサッカー選手権大会。
アビスパ福岡U−18(以下、アビスパ)は、この2回戦からの登場。初戦の相手は、1回戦で鹿児島ユナイテッドをPK戦の末勝利した、春日イーグルスU−18(以下、春日)。
九州一はもちろんの事、全国大会での好成績が期待されるアビスパに、ここでの負けは許されない。
そんな選手たちの気迫が、ヒシヒシと伝わる90分間となった。
春日イーグルスU−18 スタメン
GK 16 山浦海旗 DF 4本岡 翔 52 村上 和優 64 洲﨑 英馬 MF 7 山﨑 大空 8 瀬尾 颯人
39 平岡 武竜 99 犬塚 冬偉 FW 11 鬼倉 颯人 15 笹尾優成 22 䑓航 太朗
アビスパ福岡U−18 スタメン
GK 1原田 圭吾 DF 4 常陸 宙太 5 鷹巣 直希 6 桑原 海人 8 小嶋 和典 MF 10 北島 祐二
12 松田 知己 15 下川 草太 20 吉村 銀河 FW 11 庄司 一輝 39 石井 稜真
試合開始のホイッスルと共に、春日ゴールを襲うアビスパ。
開始2分に、左サイドからのスローイングを、10番北島選手がゴール前に速いクロスを上げると、39番石井選手が頭で逸らしてゴール。幸先よく、アビスパが先取点を奪う。
13分には、いつも以上に高い位置でプレーしていた6番桑原選手のクロスに、12番松田選手が合わせ2点目。
24分にも、松田選手がゴールを決め3点目。
春日も、カウンターからチャンスを伺うが、この日コンビを組んだ、センターバックの4番常陸選手、下川選手の早いチェックに会い、攻撃の芽を潰される。
前半終了間際にも、10番北島選手がゴールを奪い、4−0のアビスパリードで前半を終える。
後半に入って、大幅に選手交代を行ったアビスパだったが、攻撃の勢いは止まらなかった。
13分には、攻撃面でも存在感を見せていた20番吉村選手が、ドリブルからゴールを決め5点目。
20分には、右サイドを駆け上がった、5番鷹巣選手が得意の角度からシュートを決め6点目。
29分には、その鷹巣選手がコーナーキックを、頭で合わせ、この日2点目。
意地を見せたい春日は、39分に1点を返すが力及ばず。
試合終了のホイッスルが吹くまで、攻撃の手を緩めなっかったアビスパが、最終的には10得点を奪い、初戦を突破。準決勝へと駒を進めた。
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