今週から、福岡県大会はベスト8、そしてベスト4に向けての戦いが始まった。
ここからシード校も登場し、さらに激しい戦いが予想される。
4会場に分かれたこの日は、まだ見ていないヤマの取材をと、宗像市にある東海大学付属福岡高校の
グラウンドへ足を運んだ。
11時にキックオフされたのは、シード校の東海大学付属福岡(以下、東海)と、武蔵台の一戦。
サニックス杯から2か月経った、東海の現在地と。予選リーグを突破し、本戦1回戦もシード校を退け、ここまで勝ち進んだ勢いのある武蔵台との戦いだった。
試合は、序盤から東海ペースで進んだ。
前半開始5分、左サイドを駆け上がった10番大森選手が難しいバウンドを合わせ、トラップすると、ゴール中央へ折り返す。そこに走り込んだ9番田原選手が合わせ、東海が幸先良く先制。
その1分後にも、8番江草選手が左サイドを突破すると、ディフェンダーを振り切り、右足でシュートを決め2点目。
早い時間帯に失点を重ねた武蔵台も、10分、13分と、6番の嶋岡選手がドリブルからチャンスを作るが、シュートまでは行けず。
押し気味に試合を進めていた東海は、21分にコーナーキックからのクリアボールを拾った11番高田選手が、ペナルティーエリア外から、ドライブの掛かったミドルシュートを決め、点差を広げる。
その後もチャンスは作るが、武蔵台ゴールキーパーの黒田選手の、体を張ったセービングに防がれ、東海が3点リードで前半を終えた。
後半、反撃に出たい武蔵台だったが、中盤で攻撃の芽を潰し、ゲームをコントロールする7番の堤選手。最終ラインで、ディフェンスラインを統率する、キャプテンの4番冨士田選手に阻まれ、チャンスは作っても、なかなかゴールが奪えずに時間だけが過ぎていく。
後半も、2得点を追加した東海が、70分間集中したゲーム運びを見せ、5−0と勝利し準々決勝へと勝ち進んだ。
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