13時にキックオフされたのは、シード校の飯塚と、1回戦を延長戦の末勝利し、勢いに乗って挑む誠修。注目された試合は、この日の気温の様に、手に汗握る内容の70分間だった。
戦前の予想通り、飯塚がボールを支配してゲームが進まれたが、オープニングシュートは誠修で、その勢いのまま先取点を奪う。
開始5分、中盤からのスルーパスに反応し裏へ飛び出した19番の大野選手がシュートを決める。
飯塚はオフサイドを主張したが、ディフェンダーに当たっていたとの、主審の判定通りゴールは認められ、誠修が貴重な先取点を奪った。
リズムを取り戻したい飯塚は、テンポ良くパスを繋ぐが、チェックの早い誠修に、なかなか攻撃のリズムが生まれない。
それならばと、10番城戸選手が強引なドリブルからシュートを放つが、誠修ゴールキーパーの北島選手に阻まれ、同点弾とはならず。
反撃をしのいだ誠修は、またもワンチャンスを生かす。
24分、左からのクロスに、9番大熊選手が頭で合わすと、ボールはゴールに吸い込まれ、点差を広げる。
前半の内に、1点でも返したい飯塚は、さらに攻撃のギアを上げるが、アディショナルタイムの猛攻も、ゴールキーパーの北島選手の好守に阻まれ、2−0の誠修リードで前半を終えた。
後半、試合開始のホイッスルと同時に、誠修ゴールを襲う飯塚は、3分に10番城戸選手のゴールで息を吹き返す。
攻撃にリズムが出て来て、誠修ゴールを脅かすが、誠修イレブンも球際では負けず、最後のところはやらせない。
23分、右サイドを破られ、途中出場の8番黒木選手の決定的なシュート。
34分、そしてアディショナルタイムのピンチも、出場した選手全員が、集中して戦い抜いた誠修が凌ぎ切り、このままタイムアップ。
2−1で勝利した誠修が、準々決勝へと駒を進めた。
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